◇はじめに
以前 、暑い時期に目黒川(ニトリと共済病院の間くらいの場所)でカワウを見ました。
別に、カワウがいるのは通常モードなのですが、どうも様子が変。
口をパカッと開けて喉をペコペコ動かしています。
どうやら、ある種の鳥は、喉を動かすことで体温を下げるようです。犬のハァハァと同じ感じでしょうか。
そりゃあ、猛暑ですから鳥も暑いですよね。
◇人間に応用できないか?
鵜には汗腺がないので、汗をかくことで体温調節はできない。その代わりに喉を動かして体温を下げている。
鵜といえば"鵜飼い"。捕まえた魚を喉に貯めこんでおける鵜ですから、立派な喉の持ち主と考えていいかと思います。
ただ、わからないことがあります。
鵜は水を口に含まずに喉をペコペコしているのか、水を口腔内に含みパコパコさせているのかです。
少し観察しただけなのですが、水を含んでいる様子はありません。でも、水を口に含んで喉を動かした方が涼しくなりそうな気がします。
そんなことを考えていたら、「これはヒトにも応用できそうだな」と思ったわけです。
うがいしたとき、ガラガラした水はぬるくなる感じがありませんか。きっと、水の温度が上昇したということは、ヒトの体温を奪っているはず。
うがいをすれば、熱を奪って体温を下げる効果があるのではないか?
◇実験
早速、やってみます。
しかし、どうせなら、鵜と一緒にやりたいなと思って鵜を探します。
探すといないものです。
3日後に、見つけました。
気温33°、夏日です。
鵜は「パカッ」「ペコペコ」してます。
早速、用意していた水筒から冷水を口に含みます。
とりあえず、10秒ガラガラしてみました。
ガラガラした水を吐き出します。
感想は「これ、いける!」
清涼感ゲットです。
◇昭和の話
ある年代以上であれば、運動中に水は飲めませんでしたよね。
水を飲んだりしたら、野球部だったらケツバットものです。
しかし、水がないと死にそうになります。
そんなときに水道水を口に含んでガラガラした経験はありませんか。
水をごっくんしなくても、ガラガラしただけで生き返ったようになった人もいたはずです。
目ざとい友人は「お前、今、水の飲んだだろ!」とのツッコミをいれてきたかもしれません。
でも、「いや、うがいしただけだよ」としれっと答えたのではないでしょうか。
◇常温水が好きな女子
暑いからと冷水をカパカパ飲むと内臓を冷やします。
正解です!
ただ、試してみて下さい。
冷水を喉で10秒ガラガラです。
すると、冷水がぬるくなり、ほぼ常温水になります。
常温水ならごっくんしてもいいのです(吐き出してもいい)。
そして、清涼感をゲットできるのであります。
◇動画
◇考察
冷たい飲み物をゴクッと一口だけ飲むのが一秒だとします。それは「一秒間の清涼感」(食道を伝わっていく感触もあるでしょうが…)
しかし、ガラガラを十秒やれば「十秒間の清涼感」を得られます。
さらに、その後も口腔内にはひんやり感が漂います。
『ウうがい』の最大の長所はここにあると思います。冷たさを長く感じられることです。
また、十分に冷たい飲み物があればいいですが、飲み物が限られている場合に少しでも清涼感を得たいという状況にも有効かと思います。
夏フェスで使えそう。
水分を取り過ぎてお腹がタポンタポンしているときもいいですね。
自律神経系のバランスも整います。
口腔内や喉に刺激が入ると副交感神経が優位になります。
リラックスするということです。
子育てにも活用できるかも。
うがいをやってくれないお子さんに、「鵜のマネしてみる?」と興味を引けばやってくれるかもしれません。そうすれば、帰宅後のうがいもすんなり習慣化するかも…
色々と使える場面はありそうです。
◇まとめ
「要するに"うがい"でしょ?」と言われればその通りです。
しかし、涼をとるために"うがい"を活用している人はそれほどいないのではないでしょうか?
私はカワウが喉を「ペコペコ」させていることからそれに気づき、やってみたら良かったので、今回紹介しました。
鵜のマネをすれば、ちょっとだけ涼しくなります。利用できるものはなんでも利用して、猛暑を乗り切りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
つづく…