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癇癪やイライラは子育ての悩み。脳神経系と体と心へのアプローチ。触覚過敏と姿勢が得意分野

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発達障害に関するコラム「北海道家庭学校」

更新日:2025年11月25日

~私の母と祖父について~

「発達障害の整体コース」をやろうとして、準備をしていたときの話です。

私のこれまでの経験と得た知識でできることをやろうと思ったのですが、どうしても気にかかることがあり、正直なところ迷っていました。

私は未婚で子どもはいません。子育ての経験なし。「子育てをしたことのない人に子どものことがわかるの?」という声が頭の中に響きます。

とはいえ、発達障害についての勉強は続けていました。すると、自分が育ててもらった場面が浮かんできます。母親が息子である私にしてくれたことを思い出します。

母は4年前に他界しましたが、子供の扱いがとても上手な人でした。記憶に残る幼少時代はとても素敵な日々で、私はお母さんが大好きでした。

そんな思い出にひたっていたら、不安は消えました。私は、母親がしてくれたことを真似すればいいのだなと思えたのです。

私に幼少期の感触があるように、きっとみなさんにも親御さんの感触が残っていると思います。そして、できることなら、お子さんの記憶に素敵な日々を残してあげたいですよね。

私の記憶の最初の一ページ目は、北海道の道東エリアにある「サロマ湖」。
二歳くらいの私は、オホーツク海とサロマ湖の間の砂地で「この光景は一体何だろう」と口をポカンとあけて戸惑っていました。そんな自分を俯瞰するような映像が頭に残っています。

そのサロマ湖や網走のある道東の遠軽町に父方の祖父母が暮らしていました。私の祖父母は『北海道家庭学校』の教師でした。

北海道家庭学校は大正三年に設立された全国で唯一の私立児童自立支援施設(昔の名称は『感化院』『教護院』)。少年たちの感化教育は自然の豊かな環境でということで、東京巣鴨から北海道遠軽に教育農場として移転しました。
戦中戦後の時期では、少年たちは10歳から15歳で、85名ほどの少年たちが八つの寮で生活していたそうです。少年たちはその寮を家庭として様々な学びを得ていく。
祖父母はその寮長と寮母(掬泉寮)であり、私の父はそこで少年たちと一緒に生活していたわけです。

なにかほのぼのとした雰囲気がありそうですが、父からしたら貧乏生活にうんざり。そして共同生活している少年たちは窓ガラスを割ったり、脱走したりで大変なわけです。
鍵がついていないから、脱走しようと思えばすぐ実行できます。そうしたら先生たちは一晩中探し続ける。そういうことが頻繁にあったようです。
なぜ、鍵をつけないのか。ふつう、家庭では子ども部屋に外から鍵をかけないですよね。そういう理由だと思います。

大変な出来事が絶えなかった中、祖母は「なんでこんな苦労をしなくちゃいけないの」とよくこぼしていたそうですが、祖父はいつもニコニコしていて、「俺は天国に貯金をしているんだ」とよく言っていたそうです。少年たちのためにやっている努力は意義のあることという信念があったのでしょう。

私が大学生のときに、家庭学校関連の冊子でこの祖父の言葉を見たのですが、「すごいな~」と素直に思いました。キリスト教の教えに"天国に貯金"という概念があるのでしょう。それを実践して、苦難の最中でも笑顔でいられる凄味。
幼少期にしか会っていないので祖父と会話した記憶はないのですが、写真の中の祖父はいつも柔和な笑みを浮かべています。

大学生の私は感銘をうけたのですが、「それはそれ、これはこれ」で自分の欲望に素直に生きていき、祖父が貯めた貯金を食いつぶしてきました。

今後は、孫の私が浪費した分を返済していき、死ぬまでには貯金できるようになっていたいです。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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