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パニック障害|発作、突然起こる不安感、動悸、息苦しさ、めまい、広場恐怖|恵比寿整体院

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抗不安薬も認知行動療法(CBT)も効果がない

更新日:2025年2月5日

【パニック症例】閉所恐怖症でトンネルを通ると緊張する

30代男性でパニック障害で閉所恐怖症になったケースです。
初来院時の三年前、仕事で疲労困憊だったときに発症しました。仕事からの帰宅途中に車でトンネルを通ったときにパニック発作が起こります。
「このまま、このトンネルに閉じ込められたらどうしよう」という考えが膨れ上がってしまい、手に汗がとまらず、動悸が起こり、息苦しくなりました。

それ以降、車でトンネルを通るときに緊張して手に汗をかいてしまいます。狭い空間も苦手になりました。心療内科で抗不安薬を処方されたり、認知行動療法(CBT)も試しましたが、効果は感じなかったそうです。
転職して、以前の職場のようにハードではなくなりました。そのようなタイミングで当整体院へ来院。

パニック発作は疲労している時に起こりがちです。脳がバテているときともいえます。
通常モードのときは、トンネルを通っていても「トンネルはいつか抜けるときがくる」と冷静に考えて焦ることもないのですが、脳バテのモードのときは心理的に焦ってしまいますし、自律神経も乱れて交感神経が優位になって身体的にも緊張してしまいます。心臓の鼓動は高まり、汗をかき、呼吸も速くなります。その身体の状態を「危ない」と感じて、さらに焦ってしまうという悪循環に陥るわけです。

また、フラッシュバックも起こっていると推測されます。
フラッシュバックは、映像が次々を襲ってくるというイメージを持っている人は多いと思いますが、映像を伴わないフラッシュバックもあります。その場面の感情がよみがえってくるものです。怖かった感情が、なにかのきっかけで湧いてきてしまいます。
この男性の場合は、トンネルを通ることが引き金になってしまったと考えられます。

パニック発作は一発学習といわれます。
たった一度の強烈な経験が、心身に刻まれるということです。
そして、その経験をなかったことにすることはできません。記憶を消すことはできないのです。しかし、記憶を消すことはできないのですが、薄めることはできます。
恐怖を感じた行動を避けるのではなく、その行動を簡単にできることから徐々に慣れていく。暴露療法といわれるものです。
行動してみて、感情が揺さぶられたり、身体に症状が出たとしても、行動の目的を達することができれば、それが成功体験になります。その成功体験を積み重ねていくと、怖かった経験が薄まっていくのです。経験を上書きしていくともいえるでしょう。

この男性は、前述したように抗不安薬も認知行動療法(CBT)も効果を感じなかったのですが、当院の骨格の施術に効果を感じたようです。
第一頚椎の歪みにより迷走神経の伝達が悪くなると、動悸が治まりにくくなったりするような交感神経が優位の状態が続くことが考えられます。
また、緊張状態が長期間続くことにより、筋肉のコリだけでなく、その深部にある関節の拘縮も起こってしまうと、その矯正もしないといけなくなります。
この男性は身体的な緊張から抜け出すことができなかったのが、当院の骨格調整で緊張状態から脱することができたのだと思います。それが心理的なリラックスにもつながっていったのでしょう。

そして、パニック発作を再発しないためにアドバイスしていたのは、自分の疲労度を日頃からチェックすることの大切さです。脳の疲労度と身体の疲労度の二つです。身体が疲れているのはわかりやすいのですが、脳がバテているかどうかは気にする癖をつけていかないと気づけなかったりしがちです。
前述したように、パニック発作は脳バテしているときに起こりやすくなります。焦ってしまい冷静に対処することが難しくなるからです。なので、脳バテしているときに無理をしないことが基本になります。

当院に通っていくうちに、トンネルが引き金となった症状は少しずつおさまっていきました。そして、成功体験を積み重ねていって、自信もついていき、卒業していったのです。

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