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癇癪やイライラは子育ての悩み。脳神経系と体と心へのアプローチ。触覚過敏と姿勢が得意分野

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発達障害についての学習に役立つコラム

更新日:2025年11月25日

「情動」×「安心」×「精神疾患」の立体模型を作成

新生児の情動は3つ、『興奮』『快』『不快』。その後、喜怒哀楽などへ分化していく。

情動は、感情とは定義が違う。情動とは、生理的反応で他者によって判断できるものという定義。 一方で、感情は主観的な意識の体験で、他者によって判断できないもの。

さて、『興奮』を交感神経と捉えると逆は副交感神経。自律神経系です。『快』『不快』は大脳辺縁系。これらの二軸で考えてみます。

すると、「喜怒哀楽」の「楽」が副交感神経かなと疑問に思いました。「楽しい」はテンションが高そうな気がするし、「楽チン」は感情なのかなと。そこで「安心」に変えてみる。「安心」も感情ではないようですが、こちらのほうが「楽」よりはしっくりくるので採用しました。

【喜怒哀安心の2×2マトリクス】

・大脳辺縁系が軸:快⇔不快
・自律神経系が軸:交感神経⇔副交感神経

情動のマトリクス

喜怒哀安心マトリクスは感情と脳神経系の関係を2軸の図で表したもの。
精神疾患と関連させるために軸をもう一つ加えてみる。エネルギー軸です。アップかダウンか。
三軸になるので立体で表現。ピラミッド形を採用。

【喜怒哀安のピラミッド】

・喜がエネルギー⇧→そう
・怒がエネルギー⇩→不安障害
・哀がエネルギー⇩→うつ
・安心がエネルギー⇩→不安障害

情動のピラミッド
展開図のダウンロードはコチラ

エネルギーのアップかダウンかは無理やり当てはめた感はありますが、イメージをつかむことを優先したのでご了承下さい。

これらを作成して気づいたことは、「怒」について。
「怒」は「安心」とは対角にあるので、「不安」を経由しないと「安心」にたどりつけないのではないかということ。
怒りは不安を経由して安心に到達するピラミッド

「怒っている人は困っている人」ということを精神科医の水島広子さんの本で知りました。イライラは、自分が困った状況に置かれていることを知らせる感情。
ということは、怒っている人は、根底に"不安"がある。原因は外ではなく内にあると考えられます。
怒っているときは、己の"不安"に気づかないと"安心"には辿り着けないということなのかもしれません。

さらに、「安心」は感情じゃないんだから、この図や立体はダメじゃないかという引っかかりが消えないので、立体を正四面体に変えて作成してみました。

【喜怒哀安の正四面体】

三軸で作成し、「安心」を独立させてみました。

情動の正四面体
展開図のダウンロードはコチラ

ただ、この正四面体だと軸が分かりづらいという難点があります。しかし、私はとりあえず納得しています。引っかかりはなくなったので。

まとめ

感情について考察していくうちに、「安心」とは何か?という方向に進んでしまいました。「安心・安全」は、ポリヴェーガル理論でも重要視されています。

もしかしたら、「安心」は軸で表すものではなくて、中心点(センター)に位置するものなのかもしれません。もしくは、ニュートラルな状態だからこそ、置き場所があるというかないというか…
中庸のなかの中庸、それが安心ということにしておこうかと思います。
安心の心は、中心の心なのかも…

最後までお読みいただきありがとうございました。


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