型を覚える

当院には数字をつけたサンドバッグが置いてあります。写真のように、数字が「1」が上から並ぶ順番です。携帯電話などの電話はこの並びになります。
最近、サンドバッグの裏側にも数字を付けました。数字の「1」が下から並ぶ順番です。パソコンや電卓などのテンキ―はこの並びです。
サンドバッグに数字をつけたのは、身体の動き(粗大運動)と数字を関連づけて、電話番号や年号などを記憶することを期待しているからです。小脳での暗記術ともいえます。
「1」が下から並ぶ順番のサンドバッグを基本形にして、サンドバッグを叩くパンチとキックの型を決めてみました。
| ❼左フック |
❽頭突き |
❾右フック |
| ❹左ボディ |
❺右正拳突き |
❻右ボデx |
| ❶左ローキック |
❷右ヒザ |
❸右ローキック |
|
⓪左前蹴り |
|

展開図のダウンロードはコチラ
身体の動きと数字を対応させたいので、身体の動きを一定させることが目的です。

展開図のダウンロードはコチラ
青色は反転させたものです。子どもの正面に立って指導するときに使えます。
電卓での記憶術
サンドバッグは場所をとります。もっと手軽な道具で数の暗記をできるものがないかと考えました。キックやパンチのような粗大運動ではなく、指先を動かす微細運動でも数字を暗記することはできるはずなので、電卓がいいと思いました。押した感触があり、ディスプレイに数字が表示されるので、すぐにフィードバックが得られます。
スマホも考えたのですが、スマホのタッチパネルだと感触がないのがイマイチです。そして、テンキーの配置(電話系は数字の「1」が上から並ぶ)を考えると、将来的にパソコン(数字の「1」が下から並ぶ)を使うことを想定すると電卓のほうがよさそうです。
指の配置は以下のもので覚えましょう。
「0」は親指
「1」「4」「7」は人差し指
「2」「5」「8」は中指
「3」「6」「9」は薬指

電卓でブラインドタッチができるようになれば、パソコンのキーボード入力のときにブラインドタッチを覚えることへのハードルも下がるはずです。スモールステップ!
まとめ
数字の暗記に身体を使う方法です。道具はサンドバッグであり電卓。
身体の動きのデータは、『小脳』に収納されます。記憶中枢である『海馬』ではないところがポイントです。
「数字の暗記は苦手だけれども、運動神経はいい」「数字の暗記は苦手だけれども、手先は器用」というようなお子さんは試してみる価値はあると思います。
<関連コラム>
・
サンドバッグの活用法を考える① ・
サンドバッグの活用法を考える②
<オンライン講座もあります>
【発達障害サポート】お子さんの感覚過敏にできること ~癇癪対策~
※希望する日時を<開催リクエスト>でお送りください